教本のページ

ティンパニ教本が発売されて、宣伝に追われた5月後半でした。
このblogのカテゴリも『教本』を追加し、今後も情報やみなさまからのフィードバックをお待ちしたいと思っています。またオイラ発信の教本のページ(http://homepage.mac.com/oira/)を設置いたしました。まだ1ページの宣伝オンリーですが、今後少しずつアップデートしていきたいと思っていますので、どうぞご贔屓にお願い申し上げます。

嬉しいことにミュージックエイトさんからは、次回作についての申し入れもいただいており、最近は電車の中であれこれとアイディアをめぐらす日々が続いています。まずはイメージを解放して、現実的なものから非現実的なところまで想いを拡げています。
演奏以外の形で表現活動ができる、そして初執筆なのに、オイラのイメージにとても近い形で実現させてくださった出版社と仲間の巡り会いに、心底幸せを感じています。自我やエゴを捨てて、こまっているキミのためにオイラができることを続けていけたら!そう考えています。

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みんな書いたらいい!

教本が発売になり、あっという間の10日間を過ごしています。
去年の今頃は原稿を書き上げたら終わりだと思っていました。あとは編集や印刷屋さんの仕事だから、出来上がってきたものにOK出すくらいしかやることなくなるんだろうなって。

でも全然違いました。書き足したくなること永遠の如くで、結局印刷屋さんに入稿する前日まで直しをしていました。

でね、これでやっとオイラの身体を離れて、売るのは出版社の仕事だし、この本を買うのも役立てるのもその人次第。そう思っていましたが、実はまったく違うことに気づきました。発売まではもう、「やること全部終わった!」と安堵の気持ちでしたが、発売後もこの本を育てていく気持ちが必要なんですね。これ音楽家にはなかなかない感覚で、すごく勉強になっています。

もうすこし具体的に言うと、教本サンプルを演奏仲間や先生に贈らせていただく作業を毎日しているんですが、そこからいろんな話を伺うことができているんです。もちろん発売直後ですので「おめでとう!」が多いんですが、しっかり目を通してくださって、オイラが伝えたいことを受け止めてくれているお返事は、心をとっても癒してくれます。また、ご指摘や意見、販売方法から気持ちの面まで、多くの先輩方がご意見をくださってくれて、なんと嬉しいことか!本を出さないと触れることのない世界や感覚を、今全身で浴びさせていただいている最中です。SSMである亜依さまはブログで紹介してくれています(http://blogs.yahoo.co.jp/aiai_vib/20299521.html)。ホントに嬉しいし、仲間に恵まれている幸せを感じます。

そうなんです、この本が誰かに使われるのはこれからですから、ホントの意味でオイラがやるべきことは、これから始まるということに気付きました。奥が深いです。すげーな、人生は!

もうね、この教本書いている時からずっと思っていますが、演奏家のみなさんは自分のこだわりのある物事(楽器でもジャンルでも、音楽観でも)の教本やエッセイ、そういう活字関係の出版を、ぜひ体験するべきだと感じています。

演奏家の場合、リサイタルを開くと(オイラは経験ないです、リサイタル)、きっと今まで見えなかった世界がパァっと広がって、世界を身体で感じることができるんだと思いますが、自分の言葉を紙に残すという作業は、演奏と真逆に広がっている世界を体験できます。そしてそれは表裏の関係でリンクしていると思う。だからみんな自分の考えを書いたらいい!ホントにそう感じます。

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校正終了!

先日お伝えしたオイラ初の教本『ティンパニ教本』が、とうとう、というかやっと印刷段階に入ろうとしています。長い校正期間を経て、発売予定日に向けて、あとは編集のみなさんと印刷屋のみなさんに預けました。オイラが手を出せる行程、全て終了です。

前回の書きこみのあとも、UNZARIのみんなから意見もらったり、誤字誤植を指摘してもらって、直していく作業を進めていました。校正作業は、直しても直しても間違いが見つかるし、1行増えたことで他の場所に影響が出たりと、クリエイティブというよりも、最後に研磨とワックスで艶を出し、小さなゴミを取り払っていく、根気のいる作業。細かく見ていくと全体を見逃すし、すでに100回読んでいる文章から新たにミスを探し当てるのは「無理!もうダメ〜(ToT)!」の繰り返しでした。

でもこの2週間で納得のいく校正ができたと思っています。きっと小さなミスは残っているんでしょうけれど(^_^;、編集社との素早いパス回しを繰り返し、怒濤のチェック&直し!果たして表紙から最後の一文字まで『気持ちの行き届いた』本になったと自負します。ご協力下さった仲間のお陰です。

この2週間での、一番大きな出来事と言えば、この期に及んでさらに原稿を追加したこと(笑) !編集の担当者Kさんから「レイアウトの都合でどうしても2ページ白紙になるんですよね」と言われたのが約10日前。その2ページを埋めるために加筆と練習曲を描きあげたときに、『これでできた!』と感じました。
その白紙を埋める目的で加えられた2ページですが、穴埋め以上の効果を持ちました。今までなんとなく、やり残しがあるようなモヤモヤとしたオイラの気持ちを取り除いて、それぞれの項目を繋ぐブリッジとして機能する、大事なくさびとなりました。教本は『個人練習』で使うものだけど、そこと合奏やアンサンブルとをどうリンクしていくか?はオイラにとって大きなテーマのひとつでした。そこに焦点を当てた内容を締切寸前になって、やっと産めた気分!

ホントは「引き算」で本を作りたかったのが本音です。シンプルで簡素な内容から、みなさん自身が利用方法を考えていく本が理想でした。でも自分の力量が及ばず、わかりにくいところに言葉とイラストを散りばめて、なんとか形になった本です。「足し算」で作ったのは理想ではないし、逆に分かりにくくなっている部分もあるんだけど、一貫して伝えたいことや、オイラ自身を投影した本になったことは、この上ない幸せなことだと感じ入っています。

さ、あとは印刷がトラブルないことをいのるばかり。楽しみだな!

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ティンパニ教本出します

みなさんにご報告です。この春にオイラの書き上げた『吹奏楽部員のためのティンパニ教本』を出版することになりました。現在最後の確認を進めているところです。UNZARIメンバーや多くのみなさんにご助言・アドバイスいただいて、やっと発売のメドがたちました。この場をおかりしてお礼申し上げます。出版元となるミュージックエイト社のHPで予約開始になりましたので、よろしければご確認くださいね。(http://www.music8.com/)

ちょうど1年前の3月、UNZARI応援団長を名乗って下さるマリンビストの藤井むつ子さんから、ミュージックエイト社にご紹介していただいて、この企画が始まりました。初めての教本、しかもオイラの得意分野とはちょっと外れているティンパニの教本。当初「オイラでいいのか?ほかに素晴らしいティンパニストがたくさんいるじゃん」と話を請けることに疑問をもっていました。

請ける決意をしたのは、今回のティンパニ教本のコンセプトが「吹奏楽部に入って、はじめてパーカッションやティンパニに取り組む学生のみなさんのための」ということだったからです。ティンパニの教本は海外の優秀な本がいくつもありますが、確かに中学1年生にはハードルが高いことや、最近の吹奏楽で演奏する楽曲は、学生にとってレベルが高すぎてスネアの基礎練習から、曲の演奏につながるブリッジとなる教材が不足していることに気づいたからです。

それに加えて、運び方や手入れの仕方も自己流な学校がたくさんあります。吹奏楽雑誌ではときどき特集を組んでいるでしょうけれど、詳しく説明している本は今までないように思います。だから「テクニックだけではなくて、部活を送る上でのティンパニとの付き合い方を知るための教本を書こう!」そう決意して取り組み始めました。

話をいただいてから初稿まで3週間足らずで書き上げ!ホントに早かった、集中したもんな!オイラはティンパニへのこだわりがあまり深くなくて、しかも仕事では素晴らしいティンパニストのみなさんの演奏を間近で聴き続けてきたことが、自分の中にものすごい蓄積となっていたことがプラスだったようです。トークページを書き続けていたことも初の原稿チャレンジにはプラスだったし、初稿はすぐにあがりました。

そこから長い道のりが続きます。写真撮ったり、イラスト描いたり、たりない項目増やして練習曲もどんどん足して、信頼ある素晴らしい仲間の意見をたくさんいただいているうちに、いつの間にか1年。ティンパニはソルフェージュ能力が必要だし、練習方法や教え方は何通りもあります。「何を載せて、何を捨てるか」悩んで直しての繰り返しでした。

でもおかげで精いっぱいの仕事をさせてもらいました。この教本はオイラがまとめたけど、内容は師匠や素晴らしいプレイヤーから盗んだり教わったことばかり。ひとりでも多くの学生のみなさんに、多くのプレイヤーの熱い想いを届けて、もっとパーカッション・ティンパニが好きになる!そういう本にしたかったです。伝わるとうれしいな。

『まさおさん』と心を込めて読んで下さったミュージックエイトの社長さん、I石さん、K林さんは、流行りの曲をスーパースピードで発売する会社のスタッフなのに、じっと見守ってくれて、丁寧にやらせてくださいました。『チームまさおさん』として自分の本のように考えて下さって、今も編集の直しに明け暮れてくださっています。中学生の頃から何十曲も利用させていただいてきた楽譜を出版する、親しみのあるミュージックエイトは、愛と志しのある『強い』会社でした。深謝!

まだ発売には約2ヶ月あります。キリがないけど最後まで直して、役に立つ内容にしたいです。またご報告させてくださいね。

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